就職のチャンスを求めて、転職エージェントを利用しようと考えている、職歴なしの人もいると思います。
しかし、その考えはやめましょう。
その理由について以下にまとめました。
経験者向けだから
職歴のない人が転職エージェントを利用するのはほぼ意味がありません。
なぜかと言うと、経験者向けだからです。
職歴3年未満の第二新卒であれば、転職エージェントでも対応しているところはありますが、職歴なしの人は、求人自体がそもそもないので、登録の際に断られることがほとんどです。
稀に、資格試験の勉強をしていて、就職に切り替えた人が利用して就職できたという話を聞きますが、それは例外中の例外だと思ってください。
リクルートエージェントを例に挙げると、運営しているのはリクルートキャリアですが、ここは、職歴なしの人の就職支援をしている就職Shopというサービスも運営しています。
そのため、リクルートエージェントでサポートする意味はないわけです。
職歴なしの人は後述する就職エージェントやハローワークを利用するのがベストです。
転職エージェントの利用を勧める他サイトに注意
インターネットで検索すると職歴なしや既卒の就職で転職エージェントの利用を勧めているサイトがありますが、それには注意してください。
先に述べたように、転職エージェントは経験者向けです。
マイナビエージェントやdodaの利用を勧めているところは間違いです。
マイナビ関係は、マイナビジョブ20’sが時々職歴なしの既卒向けに対応することがありますが、基本、第二新卒向けなのでおすすめしません。
職歴なしは就職エージェントやハローワークを利用しよう
職歴なしが利用すべきなのは就職エージェントやハローワークです。
就職エージェントは新卒向けと既卒・フリーター向けのものに分かれますが、卒業後3年未満であれば、新卒向けの就職エージェントを利用してもよいでしょう。
ただし、これは求人サイトにも言えることですが、卒業後3年未満の人が、新卒向けの就職サイトを利用することはできますが、実際は新卒しか相手にしていません。
既卒の20代職歴なしは初めから既卒・フリーター向けの就職エージェントを利用しましょう。
一方でハローワークは対象の世代が幅広いです。
卒業後3年未満であれば、新卒応援ハローワークが、卒業後3年以降から45歳程度であれば、わかものハローワークが対応してくれます。
新卒応援とかわかものとか枕詞が付いていますが、要はハローワークであれば何らかの形でサポートしてくれるわけです。
また、これは東京都の話になりますが、就活エクスプレスや東京しごと塾といった30~44歳向けの就職支援もあるので、ハローワーク以外の自治体の就職支援についても注目すると良いでしょう。
まとめ
- 職歴なしの人が転職エージェントを使うべきでない理由は、経験者向けだから。
- 転職エージェントの利用を職歴なしの人に勧める他サイトに注意。
- 職歴なしの人は就職エージェントやハローワークを利用しよう。
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