職歴があっても悩むのが自己PRの書き方です。
どのように作成をしたら良いのか、高卒フリーター・ニートでもわかるように、型・テンプレート・見本を元に解説します。
自己PRの型とは
自己PRには型があり、それに沿って文章を作成していくと簡単にできます。
自己PRをPREP法で作成する
PREPとは、ポイント、理由、例・エピソード、ポイントのことです。これを自己PRに当てはめていくと、
- セールスポイント
- セールスポイントを得るに至った理由
- 具体的な例またはエピソード
- 締めのセールスポイント
という形になります。
自己PRの作成ポイント
ここで重要なのが、具体的なエピソードです。
ただ単に例を挙げるのではなく、困難なことや問題点に対してどのようなアクションをとったのか、そしてどういう結果になったのかを書くことによって、採用担当者にあなたの魅力を伝えることができます。
また、締めのセールスポイントのところを仕事でどう活かせるのかを交えて書くと完璧です。
自己PRのテンプレート・見本
自己PRのテンプレートと見本をまとめました。
自己PRのテンプレート
○○の力があります。
この力は、××の経験から培われました。
△△という問題点がありました。その問題を解決するには◆◆が必要だと考えました。
そこで、☆☆をした結果、▽▽という成果を得ることが出来ました。
この経験で培った○○の力を◇◇という仕事で活かします。
自己PRの見本
自己PRの見本は以下のページからの引用です。
アフィリエイトサイトを運営していたという仮定の経験を元に作成しました。
発想を転換する力があります。
この力はアフィリエイトサイト運営を通じて培われました。
サイト運営で選んだテーマは競合が多く、後発で収益を上げるのは非常に困難でした。その状況を打破するには、レッドオーシャンの中のブルーオーシャンを見つけることが必要だと考えました。
そこで、キーワードの切り口を変えたり、3語・4語の複合語を用いて、ユーザーにわかりやすいWebライティングをすることによって、収益を上げることが出来ました。
この経験で培った発想を転換する力を消費行動が多様化している広告業界で活かして貢献したいです。
自己PRのテンプレート・見本の解説
この自己PRの書き方は文章で書くタイプです。
そのため、セールスポイントの部分だけ強調しておくと、見やすくなります。
もし、他にも自己PRできるセールスポイントが複数あれば、エピソードの部分を圧縮して、3~4つを並べれば、より強くあなたをアピールすることができます。
アドバイス
引用先のページを見てもらえれば分かりますが、今の時代は職歴が無くても職歴を作ることができます。
自己PRすることが無いと嘆く前に行動を起こしましょう。
自己PRを作成する際に注意することと対策
自己PRを作成する時の2つの注意点と、具体的な対策があります。
- 各パーツごとに箇条書きで書き出していく
- 複数のパターンを用意しておく
- 複数のパターンを用意する際の具体的対策
注意点1:各パーツごとに箇条書きで書き出していく
自己PRを作る時は、各パーツごとに箇条書きで書き出していきます。
いきなり文章で書くと頭がこんがらがってしまうからです。
注意点2:複数のパターンを用意しておく
また、自己PRを応募書類に記載するにしても、面接で話すにしても、ワンパターンだけでは乗り切れません。
文字数を増やしたり、話す量を増やしたりして複数のパターンを用意しておくことによって臨機応変な対応が可能になります。
複数のパターンを用意する際の具体的対策
応募書類に自己PRを書く場合は、200字、400字、600字、800字といった形でまとめておきます。
面接で自己PRを話す場合は、文字ベースでまとめたものを30秒、1分、2分、5分といった形で話せるように訓練しておきます。
ボリュームを増やす時は、困難なことや問題点に対してどのようなアクションをとったのかという部分を主に増やします。
その他の部分はあまり増やす必要はないというか、増やしようがありません。
まとめ
- 自己PRはPREP法で書く
- 職歴は無くても自分で作れるので、そこでの経験を元に自己PRを作れば良い
- 自己PRのパターンは複数作っておくと、書類に記載したり、面接を受ける時に便利