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職歴なしからの就活を始める前に知っておいた方が良い5つのポイント

就職コラム

新卒で就職活動をしたことがある人は、既によく分かっていることかもしれませんが、職歴なしとして就活をする時に知っておいた方が良いことについてまとめました。

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職歴なしから就職を目指す大変さ

採用する側から見れば、職歴がある人とない人のどちらを採用したいかと言えば、職歴がある人です。

なぜかと言うと、自社で仕事をしている・活躍しているイメージが沸きやすいからです。

でも、必ずしも職歴がある人が採用されるとは限りません。

職歴なしでも自分が今まで経験してきたことに絡めて、応募している会社で活躍しているイメージを採用担当者に与えることが出来れば、職歴があっても活躍しているイメージを与えられない人よりも良い印象を与えることができ採用につながります。

また、空白期間というものがその人の印象を左右します。

職歴があろうとなかろうと空白期間があると問答無用に書類選考で落ちるケースが多いです。

これは、自分が病気になってしまったとか、家族の看病をしていたなど、空白期間になってしまった正当な理由があっても落ちる時には落ちます。

もし、職歴なしで空白期間が生じている場合、例えば、大学を卒業してアルバイトも全くせず、親元でニートとして暮らしているのであれば、その状況を改善しないことには就職どころの話ではありません。

アルバイトを始めるとか、インターネットを使ってプチ起業してみるとか、成功体験でなくても良いので、何かにチャレンジした、行動を起こしたという経験を積むことが大事です。

そういった経験を棚卸しすることによって、応募書類に書くネタができたり、面接で話せるネタがでてきます。

そのネタを応募する会社と絡めてうまく話せることが出来れば、企業側は自社で働いているイメージをすることができ、採用に至るのです。

その内定まで至る過程は文字にするとあっという間ですが、実際の行動は簡単ではなく、大変です。

ですが、自分の未来を切り開くためには行動を起こすことが第一歩です。

ニートとフリーターの違い

ニートとフリーターの違いは働いているかいないかです。

ニートは親元で働かずに、ほとんど引きこもっている状態ですが、フリーターはアルバイトをしているので外に出ています。

社会との接点を持っているかいないかと言い換えてもよいかもしれません。

この差は大きいです。

ニートは働く意欲が無いのに対してフリーターは働く意欲はある。

もし、正社員として勤めたいと希望した場合に、ニートとフリーターのどちらを採用するかといったら、フリーターです。

おそらく面接で両者に志望動機や自己PRを聞いたらフリーターの方がまだ納得のできる回答をするでしょう。

それはなぜかと言うと、アルバイトとして働いて、社会との接点を持っているからです。

ニートとフリーターを比較したらフリーターの方が一歩先を行っています。

もし今あなたがニートであるのなら、何か行動を起こしてください。

アルバイトでも何でもよいので、稼いだという経験、人と関わったという経験が次につながります。

フリーターの人は就職するための行動を起こしてください。

今働いている職場で正社員になれる道はあるのかを聞いたり、フリーターの就職を支援している人材紹介会社に登録したり、未経験・学歴不問の求人に応募したりしましょう。

地方での求人探しは大変

リーマンショック以降落ち込んでいた求人ですが、回復しきってはいないものの、以前よりかはましになってきています。

それでも、新卒で就職できずに卒業してしまう人も多く、地方に目を移しても、ハローワークで職を探している人が列をなしています。

そういった現状を考えると、職歴があっても地方での求人探しは困難に映ります。

一方で求人を出しているにもかかわらず、応募者がおらず困っている企業もあります。

私もハローワークを利用して転職活動をしたことがありますが、その当時は求人が少なくなったと言われる割には結構求人はあったように感じました。

結構求人を選り好みしている人が多いのでは?と思うぐらいです。

ハローワークは東京と地元で利用しましたが、やはり東京は求人が多いです。

地方で職歴なしから就職をしたい人は、東京へ出るか最寄りの大都市で探すのが良いかもしれません。

しかし、その前に地元のハローワークで募集している求人を選り好みしていないかを考えてください。

もし、選り好みしなくても求人が無いのであれば、近隣の大都市の求人を探してみましょう。

就職するために資格は必要か否か

就職をするために資格が必要なのかというと、必ずしも必要ではありません。

よく、新卒の就活で就職に有利な資格はありますか?と言う質問がありますが、企業は資格だけでその人を判断していません。

もちろん資格がないと仕事の出来ない、看護師、薬剤師、医師、弁護士・税理士といった士業などもありますが、たいていの職業では資格がないとできない仕事ではありません。

しかも、弁護士や司法書士、行政書士など士業は勉強をしてせっかく資格を取得したのに仕事が無く、人余りの状態になっています。

就職で有利になることはなりますが、必ず就職できるというわけではなく、独立してやっていくにしても士業は営業力が無いとやっていけない時代なのです。

それに比べると看護師は離職する人が多く、まだまだ人が足りない職業です。

ですので、就職できる資格をあげるとするのであれば、看護師です。

職歴なしから就職するのであれば、看護師を目指すのも一つの手です。

ただ、それ以外の職業であれば、資格が必ず必要なわけではないので、とりあえず資格を取ろうという感覚でいるのは辞めた方が賢明です。

でも、職歴が無いのにアピールできるものが無いから資格に目が行ってしまうというのも分かります。

最終的にどんな仕事がしたいのかというところから逆算して、就職活動をしましょう。

そうすると自分に資格が必要なのか必要でないのかが分かります。

段階を踏んでいくことが大事

今、皆さんが置かれている状況は様々です。

高校や大学を卒業して就職できなかった既卒者、そのまま職についていないニート、アルバイトとして働いているフリーターなど何れのパターンにしても、正社員を目指す就活は段階を踏んでいかないといけません。

それはなぜかと言うと、いきなり応募してもお金を稼げる人材だと思われにくいからです。

先に挙げた中では、アルバイトが最も就職に近いと言えますが、仕事の種類や期間によってはアピールにならないアルバイトもあります。

職歴なしのような未経験者を企業が採用する場合には、

  • 長期間まじめに働けるかどうか
  • 働く意欲を感じられる受け答えができるかどうか
  • 社会人に必要な基本的なマナーが身に付いているかどうか
  • 将来性を感じられるかどうか

など複数の採用ポイントがあります。

長期間のアルバイトをしている人は、当てはまるポイントが多いので採用に近いです。

ですが、ニートの場合は何もしていない空白期間だけがあるので、言葉に説得力がありません。

そのため、ニートはまず、何か人とかかわる仕事・アルバイトをすることから始めなくてはいけません。

既卒未就職者は大学などを卒業したそのままの流れで就職活動をすればよいのですが、新卒の時になぜ就職できなかったのかが問われてくるので、過去と同じ就活方法をしていては意味がありません。

そのままだらだら過ごしているとニート化してしまうので、素早い行動が大事です。