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【知りたい!】職歴なしがブラック企業かどうかを見極める方法

就職コラム

やっと職歴なしを脱出できたと思っても、入社した会社がブラック企業では全く意味がありません。

体を壊したり、低賃金で働かされる前に、ブラック企業の見極め方を知って、避けるようにしましょう。

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ブラック企業かどうかを判別する8つのポイント

人それぞれ感じ方は違いますが、確実にブラック要素だと言えるポイントを以下にまとめました。

いつも求人募集をしている

転職サイトやハローワークなど、どの求人媒体でもよいのですが、いつも求人募集をしているというのは、非常に危ないです。

なぜなら、社員が辞める要素がある会社だからです。

その要素というのは、給料が低い、残業が多い、パワハラ・セクハラがある、商品・サービスの内容が不明瞭などです。

このような会社に限って、求人募集要項に掲載されている写真もいつも同じであることが多いです。

働かせ過ぎ

残業時間が月100時間は過労死するレベルです。

では、どれくらいの残業時間であれば適切なのかというと、月40時間です。

9時始業で18時が定時の場合に、20時で仕事が終わるのが許容範囲といえます。

なぜなら、東京に住んでいる場合、帰宅に1時間かかり、それから食事・風呂にかかる時間を計算すると、23~24時に就寝できて、人間的な生活が送れるからです。

固定残業代の対象時間が長い

求人募集要項を見ると、固定残業代の金額の横に「40時間分」と書いてあるのをよく見かけると思います。

この時間が固定残業時間で、残業をしなくても、手当は貰えます。

しかし実際のところは、固定残業で提示している時間分の残業はあると考えた方がよいでしょう。

問題なのは、対象となっている残業時間が深夜残業代にギリギリかからない時間まであり、それがそのまま固定残業代となっているケースです。

これは明らかに固定残業代制度を悪用しています。

給与が低い

他のブラック要素と関連するのですが、月給が20万円でも、固定残業代が例えば5万円だとすると、基本給は15万円になり、基本給が20万円の場合のボーナスと比べると少なくなります。

当然年収ベースでも少なくなります。

もともと業界・職種的に給与が低いのもブラック要素なのですが、さらに基本給が抑えられてしまうのもブラック要素なので注意しましょう。

裁量労働制を悪用している

裁量労働制というのは、労働者と雇用者の間で協定を結び、働いた時間に関係なく賃金を支払う制度で、専門業務型と企画業務型の2種類があります。

この制度で問題となるのが、「みなし労働時間」です。

みなし労働時間未満であれば得をしますが、みなし労働時間を超えると、その分の残業代は出ないため損をします。

この制度を悪用したケースというのが、本来は営業職なのに、企画業務型裁量労働制を適用して、残業代を払わない場合です。

営業職は企画業務型裁量労働制の対象職種ではありません。

対象となっているのは、企画、立案、調査および分析の業務です。

求人募集要項に裁量労働制を導入している企業があったら、職種を確認して、その職種で対象外の仕事をさせられないか、口コミサイトなどで裏付けを取りましょう。

飲食やアパレルなどのサービス業

飲食業界がブラックと言われるのは、残業時間の多さと過労死が多発しているからです。

それが原因で飲食業界で働こうという人が減ったことと、人手不足が重なり、さらなる人手不足に陥っています。

また、アパレル業界がブラックと言われるのは、給料が安いからです。

ハラスメントがある

ハラスメントは会社の内部にいる人しか基本的には分かりません。

外部の人間である求職者がパワハラやセクハラの有無を知るには、人伝に聞くか口コミサイトで確認するしかないのですが、これらの方法も確実に裏付けが取れる保証はありません。

売り物が不明瞭である

売り物つまり、商品やサービスが不明瞭というのは、公序良俗に反するか、それに近い商品・サービスであるという意味です。

不明瞭な売り物を扱っている企業に限って、ハラスメントがあったり、労働時間や給料がおかしかったりします。

ブラック企業かどうかの裏付けを取る手段

ブラック要素を確認したら、次は裏付けを取る手段を知っておく必要があります。

裏付けを取る手段

  • 口コミサイトで評判を確認する
  • 第三者に聞く

口コミサイトで評判を確認する

就職や転職の口コミサイトがあるので、そこで評判を確認します。

就職・転職の口コミサイト一覧

  • 就職会議
  • 転職会議
  • vorkers
  • キャリコネ

これらの口コミサイトで、どのように情報を収集するのかというと、ネガティブワードに注目して収集します。

「給与が安い」「残業が多い」「上司が横暴」などのネガティブワードがどの口コミを見ても出てくるのであれば、その会社はブラック要素が強いと言えます。

しかし、これだけでは確実とは言えません。

競合他社が評判を貶めるために投稿をしている可能性があるからです。

そこで必要になるのが、第三者に聞くことです。

第三者に聞く

ここで言う第三者というのは、転職エージェントや気になっている企業の競合他社に勤める友人・知人です。

何れの場合も、仕事上の慣習や企業の社風、賃金体系、勤務スタイルなどを知っている可能性が高いです。

求人募集要項で気をつけたいキーワード

求人募集要項に以下のようなキーワードが入っていると危険です。

  • モデル年収25歳700万円
  • 職歴不問、年齢不問
  • 未経験者歓迎
  • 実力主義、成果主義
  • 第二創業期
  • インセンティブ・歩合

職歴なしでもブラック企業に勤めるべきなのか

職歴なしという負い目から、ブラック企業であっても正社員で勤められるのであれば勤めた方が良いと考える人もいると思います。

具体的にどうすれば良いのかを以下にまとめました。

出来うる限りホワイト企業を目指す

職歴なしであってもブラック企業ではなくホワイト企業を目指してください。

パワハラを受けて、うつ病になってしまうと、再度働くのが難しくなってしまいます。

ブラック企業に勤める場合は目的を持つ

とにかく職歴なしを脱出できるのであれば、ブラック企業でも良いという人は、目的を持ちましょう。

その目的というのは、働く期間を決めて、その期間は給与が安くても、残業が多くても我慢するというものです。

ホワイト企業へ行くためのワンクッションとしてブラック企業に勤めるのです。

しかし、最初からホワイト企業へ行けるに越したことはありません。

まとめ

ブラック企業に入らないためには、以下の8つのポイントに注意する必要があります。

  • いつも求人募集をしている
  • 働かせ過ぎ
  • 固定残業代の対象時間が長い
  • 給与が低い
  • 裁量労働制を悪用している
  • 飲食やアパレルなどのサービス業
  • ハラスメントがある
  • 売り物が不明瞭である

そして、上記のブラック要素の裏付けを取るために、vorkersやキャリコネなどの口コミサイトで評判を確認したり、転職エージェントなどの第三者に聞くことをしなければなりません。