ハローワークの利用メリットとデメリットを解説しました

就職エージェント

職歴なしの人がハローワークを利用するにあたって参考になりそうなメリットとデメリットを中心に解説をしました。

ハローワークってどんなサービス?

ハローワークは国(厚生労働省)が設置する機関で、正式には公共職業安定所と呼ばれています。

新卒者と卒業後3年程度以内を対象とした新卒応援ハローワーク、45歳未満の若年者を対象としたわかものハローワーク、子育てをしながら働きたい人を対象にしたマザーズハローワークなどカテゴリー別のハローワークがあります。

上記以外の主なサービス

  • 外国人雇用サービスセンター
  • ふるさとハローワーク(地域職業相談室)
  • 福祉人材コーナー
  • キャリアアップハローワーク(非正規労働者就労支援センター)
  • 農林漁業就職支援コーナー(農林漁業の就業・就職支援)
  • 地方就職支援コーナー(U・I・Jターン希望者の就職支援)

ハローワークの5つのメリット

  • 全国にあり、U・I・Jターンも可能
  • 原則年齢制限が無いので、応募できる求人が増える
  • 求人数は圧倒的に多い
  • 職業訓練でスキルが身に付く
  • トライアル雇用でミスマッチが防げる

全国にあり、U・I・Jターンも可能

各都道府県に1つはハローワークがあります。

例えば、東京から地方へのUターンを考えているのであれば、地方就職支援コーナーがあるので、相談ができます。

求人検索は自宅からでもできるので、あらかじめ調べておいて、最寄りのハローワークで相談してみると良いでしょう。

原則年齢制限が無いので、応募できる求人が増える

求人募集の際には原則として年齢制限をしてはいけないことになっています。

そのため、30代・40代の求人もあります。

民間の就職エージェントは20代をメインとしているため、30代・40代の職歴なしにお勧めです。

求人数は圧倒的に多い

全都道府県にハローワークがあり、求人募集にお金はかからないので、多くの企業が利用します。

そのため、求人数は圧倒的に多いです。

就職活動を1社・2社で終えることはないので、求人が多いことは得です。

職業訓練でスキルが身に付く

ハローワークに求職申し込みをしている人は、職業訓練校に入校願書を出すことができます。

そこで、訓練実施施設が行う筆記試験や面接を受けて合格すると、無料で職業訓練を受けることができます。(合格者多数の場合は抽選あり、テキスト代等は自己負担)

トライアル雇用でミスマッチが防げる

職務経験の浅い人が、約3ヶ月間お試しで働ける制度で、常用雇用を前提としています。

常用雇用へ移行する割合は約8割あります。

ミスマッチを防ぐことができ、就職のチャンスも広がります。

ハローワークの登録前の注意点・デメリット

  • 中小・零細企業の求人が多い
  • 求人の質が悪い
  • 相談員は民間の就職エージェントのようなプロではない
  • 待遇の良い求人には出会いにくい
  • 混んでいると求人検索に制限がある

中小・零細企業の求人が多い

大企業の求人は障害者雇用では見られますが、一般の求職者が応募できる求人の中にはほとんどありません。採用にお金をかけられない中小・零細企業の求人が多いです。

求人の質が悪い

中小・零細企業の利用が多いので、質の悪い求人も多く含まれます。いわゆるブラック企業です。いつも求人を出していたり、やたらと待遇が良すぎる求人は注意です。

相談員は民間の就職エージェントのようなプロではない

相談員は公務員です。就職支援のプロではなく、選考スケジュールの調整がメインです。たまに、大手の転職エージェントを辞めた人が契約で働いていることがありますが、そういう人に当たれるかどうかは運次第です。

待遇の良い求人には出会いにくい

中小・零細企業の求人が多いので、必然的に待遇の良い求人には出会いにくいです。

混んでいると求人検索に制限がある

ハローワークが混んでいる場合は、求人検索ができる時間に制限がかかる時があります。

Q&A

職歴なしの人はハローワークをどのように利用すれば良いのでしょうか?

職歴なしの人は大学卒業後3年以内程度なら新卒応援ハローワークを、それ以降の年齢ならわかものハローワークを利用しましょう。

就職面接会やセミナーが定期的に開催されているので参加します。セミナーは就職活動の進め方や自己分析、面接試験対策、自己PR作成、志望動機作成など選考通過率をアップさせる内容になっています。

大企業の求人はないのでしょうか?

デメリットのところでも述べましたが、大企業の求人はあったとしてもごく少数です。日本の企業の8割以上は中小零細企業なので、職歴なしであればなおさら大企業志向はおすすめしません。

どのように企業を見極めればよいですか?

自分が気になった企業の求人票を印刷するか、メモをしておいて、ネットで自社Webサイトを探します。そして、採用情報のページを中心に全てをくまなく見ます。

そこで自分が感じた印象を大事にしてください。併せて、就職・転職口コミサイトで該当企業の評判を探します。感じた印象と評判にギャップがある場合、良い意味であれば応募してもいいのですが、悪い意味であれば応募するのは止めましょう。

ただし、口コミサイトに評判の掲載がない場合が多いので、ハローワークを通じて会社訪問ができないか相談をしましょう。

ハローワークに登録する方法

まず、最寄りのハローワークに行きます。そこで、求職申込書に記入をして提出します。受理されると、ハローワークカードが発行されます。

求職相談や求人紹介の際にハローワークカードが必要になるので、持参しましょう。

注意点としては、有効期間があるという点です。受理日から翌々月の末日までが期限となっているので、忘れないようにしておきましょう。