難関資格を取得するのも就職のための一つの手段ですが、それよりも費用対効果の高い仕事が3つあります。
それはWeb系のプログラミング、Webライティング、Youtuber向けの動画編集です。
この3つの仕事を同時に試してみて、自分に合っている、楽しいと感じるものを1年間続けてみましょう。
Web系のプログラミング
Web系のプログラミングは3つの費用対効果の高い仕事の中ではスキルを身に付けるのにお金がかかります。スクールに通えば、20~30万円は少なくともかかります。
しかし、それだけのお金をかけたとしてもリターンが大きいのがWeb系のプログラミングです。
日本の企業の8割を占める中小・零細企業はIT化が遅れています。いまだに自社ホームページを持っていない企業もあります。
ホームページを作るにはHTMLやCSSを少なくとも覚える必要があるのですが、もしあなたがそのスキルを持っていたら、それだけでスクール代を回収できるくらい稼げます。
また、自分でWebサービスを作って稼ぐこともできます。あわよくば企業に高い値段で買ってもらえるなんてこともあるかもしれません。
そうでなくても、上述の通りポートフォリオと呼ばれる作品を作れば、それがスキルの証明になり、人手不足が深刻なITエンジニアの求人に応募すれば採用される可能性も十分にあるのでトライしてみるべきです。
Webライティング
プログラミングは言語、動画編集はソフトの使い方を勉強しないといけません。
Webライティングも基本的に書き方の勉強は必要なのですが、発注者が書き方を指示していたり、体験談記事の作成の場合はその通りに書けば良いので、特別なスキルは不要です。
そのため、3つの仕事の中で最も取り組みやすいと言えます。
ただし、良い文章を書ける人ほど報酬も高くなるため、Webライティングの勉強をしておいて損はありません。ノウハウはインターネット上に無数に掲載されていますし、有料で提供しているサイトもあります。
もし有料のノウハウを買ったとしても、何十万もかかることはありません。
お金がかかるとしてもせいぜい数万円でしょう。金銭的な面でも3つの仕事の中で負担が少ないのでおすすめです。
また、Webライティングはサイトアフィリエイトにも活かすことができます。
サイトアフィリエイトとは、ブログやWebサイト上に文章を掲載して、記事に関連する広告を貼り、そこから商品やサービスの購入等があった時に報酬が発生するビジネスです。
クレジットカードの申し込み・作成で報酬が1件1万円という案件もあり、Webライティングで得る報酬よりも高いためWebライティングのスキルが身に付いてきたら取り組んでみると良いでしょう。
Webライターについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
Youtuber向けの動画編集
Youtubeに限らず他の動画サイトでも言えることですが、動画編集のスキルがあればそれだけで稼げます。
覚えることは編集ソフトの使い方だけです。
コンテンツの企画から全てやる必要はなく、コンテンツを持っている人と組んで仕事をすればよいだけです。
もちろん、一人で企画から動画編集までできると就職にも有利になります。
動画を編集するにはサイバーリンク社が販売するPower DirectorというWindowsパソコン用ソフトウェアを使うと便利です。
ソフトの種類はUltra、Ultimate、Ultimate Suite、365の4つがあります。
値段はUltraが12,980円、Ultimateが15,980円、Ultimate Suiteが20,980円となっていて、365は1ヶ月と12ヶ月の2つの期間契約型プランがあり、1,900円と6,200円(517円/月)となっています。
スマホアプリ版は無料で提供されています。
他にも無料のソフトではAviUtl、有料のソフトではAdobe Premiere Elements 2019(17,800円)があり、金銭的な負担は少ないです。
費用対効果の高い3つの仕事のスキルを身に付ける方法
稼ぐためにはまずスキルを身に付けないといけません。
そこでそれぞれの仕事ごとに大まかな身に付け方を説明していきます。
まずWeb系のプログラミングですが、独学でも不可能ではありませんが、書籍だけで独学するのはお勧めできません。
Progateやドットインストールなどの有料学習サイト(一部無料)で慣れることが必要です。
その上で、スクールを利用すると理解しやすいのですが、スクールも玉石混交なため、しっかりとしたところを選ぶ必要があります。
次にWebライティングですが、ネットで「Webライティング 書き方」「記事の書き方」「セールスライティング 書き方」などのキーワードで検索をして、無料でノウハウを提供しているサイトを参考にします。
あるいは自分の興味のあるキーワードで検索して出てきたサイトをどのように書かれているのかを意識しながら写経するのもライティングスキルをアップさせる方法の一つです。
文章の書き方に慣れてきたら、ランサーズやクラウドワークといったクラウドソーシングサイトに記事作成の案件がたくさんあるので、募集要件に従って応募します。
最後にYoutuber向けの動画編集ですが、ソフトの使い方は公式サイトを参考にしたり、「●●使い方」のキーワードで検索をして出てきたサイトを参考にします。
まとめ
高卒フリーター・ニートがトライすべき費用対効果の高い仕事は次の3つです。
- Web系のプログラミング
- Webライティング
- Youtuber向けの動画編集
Web系のプログラミングスキルを身に付けるには30万円ほどかかりますが、WebライティングやYoutuber向けの動画編集よりも稼げます。
WebライティングやYoutuber向けの動画編集はスキルを身に付けたり、ツールを購入するのに数万円しかかからないので、少ない初期投資で稼げる仕事です。
スキルの身に付け方は、Web系のプログラミングはProgateやドットインストールで軽く学んだあとスクールに通うと苦手意識を持たずに取り組めます。
WebライティングやYoutuber向けの動画編集は、「ライティング 書き方」や「Youtube 動画編集 仕方」などのキーワードで検索して出てくるサイトを参考にして学ぶと良いでしょう。