よくありきたりな志望動機では面接官を納得させることはできません。
以下の型・テンプレート・見本を参考にして、内定に近づく志望動機を作成しましょう。
志望動機の型とは
志望動機にも自己PRと共通する型があります。
志望動機をPREP法で作成する
PREPを志望動機に当てはめていくと、
- 志望理由
- 志望理由に至るきっかけ・背景
- 具体的なエピソード
- 志望理由を再掲
という形になります。
志望動機の作成ポイント
志望動機も自己PRと同様に具体的なエピソードの部分が重要になります。
ここでは、志望理由に至るきっかけ・背景について、詳しく掘り下げて書きます。
当然志望動機なので、他業界・他企業ではなく、志望する業界・会社をなぜ選んだのかにつなげて書く必要があります。
最後に志望理由を再掲するのですが、冒頭の志望理由とは違う言い回しの方がいいです。
志望動機のテンプレート・見本
志望動機のテンプレートと見本をまとめました。
志望動機のテンプレート
○○の力を活かして××したいからです。
そのように思ったきっかけは△△があったからです。
△△という出来事の中で××をしたいと思うようになりました。
▽▽業界では××に取り組むことができ、その中でも、◇◇な御社で、△△の経験で得られた○○を活かせると考えています。
ゆえに、××をしたいと思い御社を志望しました。
志望動機の見本
発想を転換する力を活かしてクライアントの商品・サービスを販売するサポートをしたいからです。
そのように思ったきっかけは、アフィリエイトサイトの運営です。
競争が激しい分野は集客を工夫しないと収益につながらないことを実感し、デジタル化が進んでいない企業が多い中で、広告業界はやりがいが大きいと考えます。
中でも御社は広告枠に捉われないクライアントのプロモーションに挑んでおり、アフィリエイトサイトの運営で培った発想を転換する力を活かせると考えます。
以上から、クライアントが気付いていない商品・サービスの販売の仕方を提案をしたいと思い、御社を志望しました。
志望動機のテンプレート・見本の解説
身に付けたスキルを活かして何をしたいのか、なぜそのように思ったのかを、業界・職種の志望理由を交えながら書くことで説得力のある志望動機になっています。
アドバイス
志望動機を作成するためには、自己PRを完成させておく必要があります。
よく社風に惹かれたとか、好きな商品・サービスだからという志望動機を書く人もいますが、大半は説得力のある構成になっていません。
上記のテンプレート・見本のように書くことで説得力のある内容にしましょう。
志望動機を作成する際に注意すること
志望動機を作成する時に、2つの注意点があります。
- 自己PRを完成させておく
- 志望動機書に対応できる長文パターンを用意しておく
自己PRを完成させておく
志望動機の一部は、自己PRです。
志望動機の冒頭と締めの「スキルを活かして~」の部分です。
従って自己PRを完成させておけば、志望動機も楽に作成できます。
志望動機書に対応できる長文パターンを用意しておく
職務経歴書に志望動機を書くということはあまりありません。
基本的には自己PRを書きます。
しかし、職歴なしの場合、自己PR書や志望動機書という別の形でアピールすることを求められる場合があります。
この志望動機書に対応できるように、長文のパターンを用意しておく必要があります。
複数のパターンを用意しておくと使い分けができる
自己PRと同様に志望動機も複数のパターンを用意しておくと使い分けができて便利です。
例えば、200字、400字、600字、800字などといった形でまとめておくと、履歴書用、職務経歴書用、志望動機書用、面接用という風に対応できます。
まとめ
- 志望動機はPREP法で書く
- 自己PRを完成させておくと書きやすくなる
- 自己PRと同様に複数のパターンを作っておくと、各種応募書類や面接で使い分けができて便利