新卒応援ハローワークは高卒フリーター・ニートでも利用できるのか詳細を解説します。
新卒応援ハローワークは高卒フリーター・ニートでも利用できる
新卒応援ハローワークは高卒フリーター・ニートでも利用できます。
メインの利用対象は大学・大学院・短大・高専・専修学校などの学生ですが、卒業して3年以内の人も対象になっているからです。
「~学校など」となっているので、高卒も当然含まれていますし、期限内であれば卒業後の経歴も問われません。
新卒応援ハローワークってどんなサービス?
新卒応援ハローワークは、新卒と卒業後3年以内の既卒・第二新卒を対象に就職支援を行う国の公的機関です。
各都道府県に1つ以上あり、予約制で就職支援ナビゲーターがマンツーマンで就職支援をしてくれます。
就活セミナーでは応募書類の作成や面接対策などを学ぶことが可能です。
月に1回、就職面接会も実施していて、書類選考なしで地元企業の面接を受けることができます。
新卒応援ハローワークの利用メリット
新卒応援ハローワークの利用メリットを紹介します。
全都道府県でサポートを受けられる
新卒応援ハローワークは、全都道府県でサポートを受けることができます。
求職登録をしておけば、他の地域の新卒応援ハローワークを利用することも可能です。(個別に利用登録が必要)
オンラインにも対応しているので、来所だけの時代と比べて相談がしやすくなりました。
就職支援ナビゲーターからアドバイスをもらえる
予約をする必要がありますが、専任の就職支援ナビゲーターから無料でアドバイスをもらえます。
企業の人事経験や専門の資格を活かして、基礎的なことから選考対策まで具体的にサポートしてくれます。
特に、面接練習はビデオ撮影をして改善点を指摘してくれるため、面接に自信がない高卒フリーター・ニートにおすすめです。
豊富な種類の就活セミナーを受講できる
新卒応援ハローワークでは豊富な種類の就活セミナーを受講できます。
例えば、ビジネスマナー、就職活動の進め方、面接対策などがあり、興味のあるものを選んで受けることができます。
地域によっては、オンラインで視聴できるセミナーもあるので、とても便利です。
適性検査で性格や向いている職業がわかる
新卒応援ハローワークでは、適性検査で性格や向いている職業がわかります。
適性検査は、VPI(職業興味検査)、GATB(職業適性検査)、VRT(職業レディネス・テスト)があります。
また、適性検査の結果をもとにしたアドバイスもしてくれるので、キャリアの方向性を定めることが可能です。
就職面接会で面接の機会を得られる
新卒応援ハローワークでは、就職面接会、ミニ面接会を実施していて、面接の機会を得ることができます。
新卒応援ハローワークに寄せられている求人の多くは書類選考がありますが、就職面接会は書類選考がないため、面接の機会が欲しい高卒フリーター・ニートにおすすめです。
会社説明会を兼ねていることが多いため、気軽に参加できます。
新卒応援ハローワークを利用する際の注意点・デメリット
新卒応援ハローワークを利用する際の注意点・デメリットを紹介します。
卒業後3年以内しか利用できない
新卒応援ハローワークは、新卒と卒業後3年以内の人しか利用できません。
対象にならない人は、わかものハローワークかハローワークのミドル向け就職支援窓口を利用することができます。
あるいは、民間の高卒フリーター・ニート向け就職エージェントを利用するのも良いでしょう。
求人を取捨選択する必要がある
新卒応援ハローワークに寄せられている求人は、高卒フリーター・ニートのような若年層にとって、全てが適しているとは限りません。
例えば、年がら年中募集している求人や、年間休日日数が120日どころか100日にも満たない求人、採用前後の待遇の違う求人などです。
間違って入社してしまうと、再就職をしなければならなくなった際に、しにくくなってしまうので、自分で求人を取捨選択する必要があります。
平日の開庁が多い
新卒応援ハローワークの開庁日は、平日のみのところが多いです。
土曜日に開庁している地域もありますが、ごく一部なので、平日に行きにくい人は利用しにくいかもしれません。
厚生労働省の新卒応援ハローワーク一覧で開庁日が記載されているので、確認しておきましょう。
担当者と合わないことがある
新卒応援ハローワークで担当してくれる就職支援ナビゲーターと相性が合わないこともあります。
担当者の変更に対応しているところもあるので、初回の窓口相談時に体制について確認しておきましょう。
新卒応援ハローワークによくある質問
新卒応援ハローワークによくある質問と答えをまとめました。
Q1:模擬面接はすぐに受けられますか?
模擬面接は事前に予約が必要です。
また、求職登録をしていないと利用できません。
高卒フリーター・ニートが新卒応援ハローワークに登録する方法
ハローワークインターネットサービスの公式サイトにアクセスして求職登録をします。
その上で、最寄りの新卒応援ハローワークに来所するか、WEB相談予約、もしくは電話での登録をします。(地域によって異なる)