サポステは高卒フリーター・ニートでも利用できるのか詳細を解説します。
サポステは高卒フリーター・ニートでも利用できる
サポステは高卒フリーター・ニートでも利用できます。
公式サイトには、仕事をしていない人の職場定着までを支援していると書かれていて、学歴や職歴の有無は特に指定していないからです。
Q&Aページでも、ニートの人もご相談下さいと書かれています。
地域若者サポートステーション(通称サポステ)は、
「働く」への一歩を踏み出したい15歳〜49歳までの現在、お仕事をされていない方や
就学中でない方たちとじっくりと向き合い、
本人やご家族の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し、
「職場定着するまで」を全面的にバックアップする厚生労働省委託の支援機関です。
サポステってどんなサービス?
サポステの正式名称は地域若者サポートステーションと言います。
15~49歳までの無職、離職中の人や未就学の人を対象にしていて、働く意欲を引き出して、職場定着するまでサポートしてくれる公的な施設です。
従来は34歳まででしたが、世情に合わせて49歳まで対象年齢が引き上げられています。
厚生労働省がNPO法人や民間企業などの組織に委託して運営されているため、全国に177ヶ所もあります。
サポステの利用メリット
サポステの利用メリットを紹介します。
複数設置されているので相談しやすい
サポステは全都道府県に177ヶ所あります。
1つの都道府県の中にも複数設置されているので、相談しやすいです。
学歴・職歴を問わず就職を支援してくれる
サポステで学歴・職歴を問わず就職を支援してくれます。
厚生労働省が民間企業やNPO法人などに委託して運営されているからです。
特に、働いていない期間が長いニートにおすすめです。
求人紹介以外の就職支援をしてくれる
サポステは求人紹介以外の就職支援をしてくれます。
例えば就職支援は、コミュニケーション講座、ビジネスマナー講座、ジョブトレ(就業体験)、就活セミナー(面接・履歴書指導等)、パソコン講座などがあります。
これらのサービスを利用することで、働く意欲を出させてくれます。
専門家に相談できる
一部のサポステを除きますが、キャリアアドバイザー、産業カウンセラー、臨床心理士といった専門家に相談することができます。
求人紹介は伴わないため、相談者の状況に応じてじっくりと時間をかけて、細やかに対応してくれます。
40代も利用できる
従来、サポステは34歳までしか利用できませんでしたが、40代まで利用できるようになりました。
ハローワークや民間の高卒向け就職エージェントでは相談しづらい人におすすめです。
サポステを利用する際の注意点・デメリット
サポステを利用する際の注意点・デメリットを紹介します。
求人紹介は行っていない
サポステは就職支援をしているものの、求人紹介自体は行っていません。
同じ公的機関のサービスであるハローワークやジョブカフェと連携しているため、そちらで求人紹介してもらいましょう。
あるいは、高卒フリーター・ニート向けの就職エージェントや就職サイトを利用して求人探しをするのもおすすめです。
ハローワークやジョブカフェと内容がほぼ同じ
サポステの就職支援はハローワークやジョブカフェと内容がほぼ同じです。
求人紹介がある分、最初からハローワークやジョブカフェに相談した方が就職の近道とも言えます。
就職した人の雇用形態が不明
サポステではデータを公開していますが、就職した人の雇用形態は不明です。
正社員就職した人が多ければ、具体的に書けるはずなので、非正規雇用が多い可能性があります。
正社員就職を目指すのであれば、高卒フリーター・ニート向けの就職エージェントを利用してみましょう。