高卒ニートとなると世間一般的には打つ手なしに見えますがそんなことはありません。
まずはバイトから始めましょう。
なぜバイトから始めるのか
無い無いづくしの引きこもり状態なので、まずは外に出て社会に慣れる必要があります。
その手段としてうってつけなのがアルバイトです。
どんなアルバイトが良いのかというと接客系もしくはオフィスワーク系のアルバイトを選びましょう。
なぜなら、引きこもりのニートだと人との接触が極端に少ない状態で過ごしてきたので、表情を柔らかくするために接客は丁度良いからです。
また、オフィスワーク系のアルバイトも将来の会社勤めを想定する上で丁度良いです。
一方でしてはいけないのは単純作業系のアルバイトです。
単純作業なので頭を使う仕事ではありませんし、人とのコミュニケーションの機会も限られます。
基本的にホワイトカラーの職種に就きたい人が多いでしょうから単純作業系のアルバイトはおすすめできません。
そしてアルバイトをする上で気をつけたいのが、短期間で辞めないことです。
会社勤めというのは、短期で辞められると、人材の採用にお金をかけないといけなくなるので、短期で辞めるような堪え性の無い人は就職の面接で落ちる要因となります。
必ず長期間勤めるようにしましょう。(同時並行で就活をして就職が決まったらこの限りではありません)
バイトのデメリット
バイトを長期間やるといっても、30代・40代になっても続けるという意味ではありません。
半年・1年という区切りを設けて、同時並行で就活をする必要があります。
なぜなら、どっぷりバイトに嵌ってしまうと抜けられなくなってしまうからです。
本来の目的は社会に慣れるということなので、4年も5年も続ける必要はありません。
また、就職活動を始めると、選考のスケジュール調整が必要になってくるので、その点が煩わしくなってきます。
そこは上手くシフト調整してもらいましょう。
ここまでは外に出る意志のある人の話で、コミュ障で人との付き合いがどうしても苦手な人はバイトという選択肢を取りようがありません。
その場合は、引きこもりでもできるWebライターの仕事がおすすめです。
バイトの良い点
バイトをすると良いこともあります。
それは、社員登用制度のあるアルバイトであれば、正社員になれるかもしれないからです。
基本的に飲食業界はブラックなのでおすすめできませんが、人手不足なので、社員登用はされやすい状況です。
もし、ブラックではない仕事をしたいのであれば、オフィスワーク系のアルバイトで社員登用制度のあるところを探しましょう。
そこで、社員登用されれば、3~4年程経験を積んで転職という選択肢を取ることができます。
オフィスワーク系のアルバイトにもブラックなところがあるのではと思うかもしれませんが、仮にそうだったとしても、アルバイトであれば辞めやすいですし、社員登用されてから何だかブラックっぽくなってきたなと思っても、職歴が付いているので転職はしやすいです。
そして当然ですが、バイト代を貰えるので生活費や就職活動の費用に充てることができます。
また、お金を稼いだことのないニートよりも稼いだことのあるあなたの方が就職選考においては評価されます。
だからバイトをして損はありません。
まとめ
高卒ニートから脱出するのにバイトをするのは社会に慣れるためです。
バイトにどっぷり嵌ってしまうと抜けられなくなるので、慣れてきた段階で就職活動を始めましょう。
ただし、社員登用制度のアルバイトもあるので、それを狙うのはアリです。
コミュ障で引きこもりの人は無理にバイトをする必要はありません。
ネットを活用してお金を稼ぎましょう。
Webライターは手軽にできるのでおすすめです。